院長紹介

「虫歯・歯周病・顎関節症は生活習慣病です!」

歯科の3大疾患と言えば『虫歯』『歯周病』『顎関節症』です。

「虫歯」「歯周病」は「虫歯菌」や「歯周病菌」といったお口の中にいる「ばい菌」がひきおこす感染症で、「顎関節症」は「不正な歯並びやかみ合わせ」が原因と一般には言われています。
しかし、皆様の中には「私は毎日一生懸命歯磨きをしているのに何で虫歯ができたり、歯周病になったりするのだろう?」と思っている人はいないでしょうか?

今、テレビや新聞のCMでさかんに紹介されている殺菌剤や抗菌剤入りの歯磨き剤やデンタルリンスなどのうがい薬を使用したり、糸楊枝や毛先の細くなった歯ブラシを使えば「虫歯」や「歯周病」は予防できたり治ったりするはずです。

しかし、減るどころか歯周病に至っては年々増加しています。

また、小学生のときには乳歯と永久歯の生え変わりの時期ですが、この頃は皆「不正な歯並びやかみ合わせ」になります。

しかし、「顎関節症」はこの頃にはほとんど起こりません。なぜでしょうか?

「虫歯菌」や「歯周病菌」はお口の中に300種類以上いるといわれている「口腔内常在菌」の一種です。
「常在菌(常に存在する菌)」と呼ばれているからにはすべてのヒトの口の中に住んでいるのが当たり前で、「虫歯菌」も「歯周病菌」も他の菌たちと一緒に口の中の環境を整え、外敵(他の菌やウィルスなど)が口から体の中に侵入してくるのを防いでいると言われています。

ですからむやみに殺菌剤や抗菌剤などで「口腔内常在菌」を殺そうとすることは危険なことだといえます。
ただし、菌のバランスが崩れて「虫歯菌」や「歯周病菌」の数が異常に増えてしまうとこれらの病気に罹りやすくなってしまうので、その意味ではきちんとした歯磨きや歯石の除去などは必要なことです。

しかし、それとともにもっと重要なことは、「常在菌」にやられてしまうような体にしてはいけない、つまり、からだの抵抗力を常にいい状態に維持していなくてはいけないということです。
そのためには「正しい食生活」「正しい姿勢」「よく歩く」ということに常日頃から気を付け、心がけることがとても大切なことになります。

また、「顎関節症」についてですが、下の顎は腰の骨盤の関節(仙腸関節)とともに体のバランスをとるとても重要な役割をしています。「足を組んで座る」「頬杖をつく」「猫背」などの不良姿勢や「寝ながら本やテレビを見る」「高い枕を使う」「かかとの高い靴を履く」「歩くことが少ない」などの日常生活、「スポーツ」「事故」「転倒」など、さまざまな要因で体は前後左右のバランスが乱れ、下顎はそれを補正しようとしてずれを生じてきます。この状態が長く続くことによって顎の関節に異常が生じ、「顎関節症」の症状を引き起こすことが大半のように思われます。

「虫歯・歯周病・顎関節症はガンや心臓病・脳血管障害・糖尿病などと同じ生活習慣病です。」
私どもは歯科の治療を通じて皆様が真の健康を得るにはどうしたらよいのかを一緒に考えていきたいと思っています。

本多歯科クリニック院長本多武

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